【佐賀県】くじら供養塔②(玄界灘沿岸の食) 中尾氏による鯨組は、「鯨大尽」と呼ばれるほど

2020/09/12

全国のくじら伝統食

少し昔の佐賀県玄界灘沿岸の話です。小川島の中尾氏による鯨組は、宝永年間から明治10年まで8代180年間続けられた。盛時には壱岐や五島方面まで進出し、殿様以上の財力を有し、「鯨大尽」と呼ばれるほどでした。「中尾様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」にまで登場しています。

出典:『日本の食生活全集』(農文協)