古座浦の漁師町でのふれあい 和歌山県串本町

2021/02/08

お客様に使えるくじらの話

クジラの通り道で、捕鯨が盛んだった和歌山県串本町。その捕鯨の中心が古座浦でした。古式捕鯨が廃れた後も近代捕鯨が始まり、古座浦は大変好景気に沸き、多くの移住者が来ました。
そんな古座浦の漁師町は、細い道の脇に趣のある家がぎっしりと建っており、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのよう。

そもそも古座浦の漁師町には、日本遺産「鯨とともにいきる」に認定されている喜多野又兵衛石宝塔を見るため行ったのですが、目的の石宝塔がなかなか見つかりません。1時間くらい街中を散策し地域の人に聞いても分からないとのこと。そんなときに、地元の子どもたちがいたので、ダメ元で聞いてみたら、知っているとのこと。そこで地元の3人の子どもたちに案内してもらい無事に見つけることができました。そしてなんと案内してもらった場所は、1時間前一番最初に地域の方に尋ねた場所。それでもノルスタジーあふれる昭和の漁村を味わい、地元の子どもたちとのふれあいができたことは、なんとも忘れがたい旅の思い出となりました。