生月勇魚捕唄保存会について①雇用人員3000人平戸生月島で始まった鯨組

2020/05/16

お客様に使えるくじらの話

初代益冨又左衛門は1716年(享保10年)にはじめて、銛突捕鯨組を長崎県平戸生月島御崎の地で興し、1724年(享保18年)に掛網銛突捕鯨組を始めました。一番栄えた時には、御崎の他、壱岐の勝本、前目、西彼杵の江島、平島、五島の板部等に漁場をもち、1年間で200頭に及ぶクジラを捕り、雇用人員3000人余り、船舶が300艘に達したと言われています。

出典:日本とクジラ(福岡市博物館)