生月勇魚捕唄保存会について③ 大漁が込められた羽指踊

2020/05/17

お客様に使えるくじらの話

「羽指踊」の記録を残した「勇魚取絵詞」には一番親父をはじめ30人の羽指等、順に立ち並び太鼓を打ち、囃し立てれば、同音に羽指唄をうたう。もろ肌を脱ぎ、手ぬぐいを鉢巻きにし、大手をひろげ大足を踏みて舞うなり」とあります。いづれにしても酒宴を設け、大漁を祝う意味が込められていました。

出典:日本とクジラ(福岡市博物館)