シャチ頭骨が信仰の対象だったアイヌのクジラ信仰

2020/05/09

お客様に使えるくじらの話

北海道と周辺地域の先住民であるアイヌ民族の世界観では、動植物や自然現象、病気や器物など、この世のあらゆる無形・有形のものがカムイ(神、精霊)であるとされています。そんな世界観のアイヌにはシャチの頭骨が信仰の対象となっており、昭和初期までその祭事が余市町の稲荷神社で行われていたと言われています。

出典:日本とクジラ(福岡市博物館)