水中生活が長くなることにより今の形になりました。

2020/04/10

お客様に使えるくじらの話

今いる鯨類は80種以上。
もちろんその中にはイルカも含まれます。
それらの鯨類も基をたどれば祖先は同じと言われています。
今から5000万年前の最古のクジラには4本の足があり陸を歩くことができたらしいのです。
しかし、水中生活が長くなるにつれて体型が次第に変化していきました。
泳ぐときに水の抵抗を少なくするために体が魚のように流線形になり、体を支える必要のなくなった後ろ足は小さくなり、ついにはなくなってしまいました。

現在のクジラの体内に足の名残として小さな骨盤が残っているのも後ろ足の名残なのです。