江戸時代の沿岸捕鯨で使われたアガシ銛。

2020/04/20

お客様に使えるくじらの話

「アガシ銛」は江戸時代の沿岸捕鯨で使われていた銛で、全長4メートルほどの樫の木でできた竿の先端に、アガシ銛を1つ装着して16メートルほどの麻縄で作られたアガシ縄がつけられていた。鯨に銛が刺さると竿が抜けアガシ縄を引くと縄が回転し鯨の体から銛が抜けなくなるように工夫されていました。

出典:日本とクジラ(福岡市博物館)