【長崎県】クジラ料理①(諫早・西東彼杵の食) 「鯨1頭7村にぎわう」と言われた300年前

2020/12/09

全国のくじら伝統食

少し昔の長崎県諫早・西東彼杵の食の話です。大村藩の深沢義太夫は長崎の捕鯨の先駆者と言われていますが、2代目になって、それまでの突取り法に網取り法を導入しました。その成功によって西九州各地に鯨組がつぎつぎとできたのは、今から300年前になります。「鯨1頭7村にぎわう」と言われたのもそのころのことです。

出典:『日本の食生活全集』(農文協)