河内祭の御船 和歌山県串本町

2021/02/01

お客様に使えるくじらの話

日本遺産「鯨とともにいきる」に認定されている、和歌山県串本町の河内祭の中心的存在である御船。今回特別に、船を保管している倉庫を見せていただくことができました。

宵宮に「河内大明神」の神額を乗せて河内島まで渡御します。祭典にあたり御船謡を歌いながら河内島を周回します。古式捕鯨の鯨船に屋形をのせ、軍船風の装飾を施しています。古座区の各地区ごとに上、中、下の三隻があります。
スギづくりの船体は全長11m、幅2m。船の先端付近には、古座鯨方のしるしである卍が描かれています。