【長崎市】長崎くんち 鯨の潮吹き

2023/10/10

お客様に使えるくじらの話

コロナウイルスが明けて、実に4年ぶりに「長崎くんち」が通常開催されました!

「長崎くんち」は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、長崎の町を挙げて開催されます。

寛永11年(1634年)に、二人の遊女が、諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりと言われており、現在では58ヵ町もの踊町が、それぞれの町を象徴するような踊りを奉納しています。
奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、江戸時代より豪華絢爛な祭礼として評判だったそうで、こちらの「奉納踊」自体が国の重要無形民俗文化財にも指定されています

58ヵ町ある踊町は、全町が7つの組に区分され、奉納踊を出す当番は7年に一度回ってきます。
そして今年は7年に一度、万屋町が「鯨の潮吹き」を奉納する年でした🐋
根曳の男性たちが巨大な鯨の山車を引き回し、鯨が潮を吹く演出で、海で捕まえた鯨を浜まで引き上げる様子を表現しました。

次回は7年後、かなり先になりますが是非、頭の片隅に留めておいていただけると幸いです。

会 場   諏訪神社
所在地  〒850-0006 長崎県長崎市上西山町18−15
アクセス ・「諏訪神社前」電停で下車、地下道から神社の参道へ出ます。
・長崎芒塚・出島インターチェンジより約10分