昔クジラとイルカは別の生き物だと思っていた！？

大きさが約4mを目安にクジラとイルカの境があると言われています。これはきっちりとした決まりではなく、実際に○○クジラ、○○イルカと呼ばれている種類の大きさが4 m基準に当てはまらないものもあります。例えば、コマッコウやゴンドウクジラのような4 mに達しないがクジラと言われている種類もあります。

「クジラ」と「イルカ」が区別されるようになった理由として、日本人が古くからクジラとイルカを呼び分け、全く違う生き物と考えていた説もあります。つまり、昔の日本人は見た目の印象から、海にすむ大きく雄大な生き物をクジラ、小さくて俊敏な生き物をイルカと呼び分けていたのではないかと言われています。