【山口県】おばいけ・くじらとコンニャクの南蛮煮(城下町萩の食)0716 節分にくじらを食べる習慣

2020/07/26

全国のくじら伝統食

少し昔の山口県の城下町萩の食の話です。節分は、大きな歳をとるように、大運が開けるようにと願って、大きなものと小さなものを食べる習慣があります。大きなものは、くじらを使います。くじらは、おばいけ(さらしくじら)を酢味噌で食べたり、くじら肉とコンニャクの南蛮煮をこしらえたりします。小さいものは、旬のイワシを使ってヌタや塩焼きにします。

出典:『日本の食生活全集』(農文協)