【福岡県】正月もち①(筑前中山間の食) 29日もちは縁起が悪いと言って避けます

2020/08/29

全国のくじら伝統食

少し昔の福岡県筑前中山間の食の話です。いよいよ大晦日が近づくと、それぞれの家のしきたりに従って正月の用意が始まります。もちはどこの家でも1俵から2俵は搗きます。23日から25、6日頃までに搗き、29日もちは縁起が悪いと言って避けます。なにしろ搗くもちの量が多いので、親戚や隣近所で手間替えをします。

出典:日本の食生活全集(農文協)