【福岡県】ジャガイモの煮もの(筑後南部クリーク地帯) いりこや皮くじら、焼フナなどの出汁を入れました。

2020/09/05

全国のくじら伝統食

少し昔の福岡県筑後南部クリーク地帯の食の話です。この地域で収穫するイモは、ジャガイモがほとんどで他にサトイモを少し作る家がある。ジャガイモは年間を通じて、普段のおかずの主な材料として欠かせないものです。いりこや皮くじら、焼フナなどの出汁を入れて、春はワカメやカンコロ(大根の切り干し)、夏から冬にかけては、タマネギ、ボウブラと一緒に煮つけにして食べます。また味噌汁の具にもよく使いました、

出典:『日本の食生活全集』(農文協)